ストーブとの程よい距離感が大切です
~「電気」「石油」暖房器具の事故を防ぐ4+1のポイント~
本件の概要
- 発表日:
- 令和7年10月30日(木曜日)
- 発表資料:
- ストーブとの程よい距離感が大切です
~「電気」「石油」暖房器具の事故を防ぐ4+1のポイント~ - 映像資料:
- 電気ストーブ「9.可燃物接触(事故につながるNG4選)」
- 資料の概要:
- 長く続いた暑い季節が終わり、そろそろ暖房器具の準備を始める時期となりました。暖房器具では、毎年多くの火災事故が発生しています。安全に冬を過ごすためには、シーズン始めや日々の点検が欠かせません。
独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、暖房器具の事故を防止するために、点検方法や使用方法のポイントを紹介します。
電気ストーブに布団が接触して発火 石油ストーブに落下した洗濯物が発火
2020年から2024年までの5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1では、主な暖房器具※2の事故が596件ありました。そのうち、電気ストーブ※3・ファンヒーター(以下、電気暖房器具)と石油ストーブ・ファンヒーター(以下、石油暖房器具)の事故が約8割を占めています。
“電気”暖房器具及び“石油”暖房器具について、使い始めや日々の「4つの点検ポイント」+使用中の「1つの注意ポイント」を確認し、事故を未然に防いで安全に冬を過ごしましょう。
【“電気”暖房器具の4つの点検ポイント】
✅ 電源コードや電源プラグが変形・破損していないか、
コンセントがたこ足配線になっていないかを確認する。
✅ 本体に変色や変形等の異常がないかを確認する。
✅ 転倒時オフ機能(転倒時オフスイッチ等)が正常に作動するか確認する。
✅ 製品がリコール対象製品ではないか確認する。
【“石油”暖房器具の4つの点検ポイント】
✅ ほこりがたまっていれば取り除く。
✅ 対震自動消火装置が正しく作動するか確認する。
✅ 燃料は新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油を使用しない。
灯油とガソリンは別の場所で保管するなど、誤給油を防ぐための対策を徹底する。
✅ カートリッジタンクの給油口ふたが確実に閉まっていること、漏れがないかを確認する。
【【+1】暖房器具使用中の注意ポイント】
✅ 暖房器具と壁や可燃物との距離が十分に確保できているかを確認する(洗濯物は乾かさない)。
(※) 本資料中の全ての画像は再現イメージであり、実際の事故とは関係ありません。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。
(※2)石油ストーブ・石油ファンヒーター、電気ストーブ・電気ファンヒーター、ガスストーブ・ガスファンヒーター、オイルヒーター、電気カーペット、電気こたつ
(※3)電気ストーブにはハロゲンヒーター、パネルヒーターを含みます。
発表資料
映像資料
【石油ストーブ関連】- 石油ストーブ「1.ガソリンの誤給油」
- 石油ストーブ「5.可燃物が接触して発火」
- 石油ストーブ「11. 洗濯物の落下」
- 石油ストーブ「15.火災を防ぐ5つのチェックポイント」
- 石油ストーブ「16.火災時の避難、消火の目安」
- ファンヒーター「2.スプレー缶の破裂」
地方版
関連リンク
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
-
TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図







